元横綱鶴竜が創設し、大きな注目を集めている音羽山部屋。旧井筒部屋の伝統を受け継ぎながら、新たな歴史を刻み始めたこの部屋には、実力派の力士たちが集結しています。
本記事では、音羽山部屋の最新力士一覧や部屋の所在地、見学情報などを詳しくまとめました。この記事を読めば、音羽山部屋の魅力と所属力士たちの背景が深く理解でき、大相撲観戦がさらに楽しくなるはずです。
- 所属力士全員のプロフィールと番付
- 部屋の所在地とアクセスマップ
- 稽古見学の可否と最新ルール
音羽山部屋の所属力士一覧と最新番付
音羽山部屋には、経験豊富なベテランから将来を期待される若手まで、個性豊かな力士が所属しています。ここでは、現在部屋に在籍している力士たちを、番付や役割ごとに詳しく紹介します。師匠である元横綱鶴竜の下、日々厳しい稽古に励む彼らの情報は必見です。
特に、部屋頭である霧島関をはじめ、旧陸奥部屋や旧井筒部屋の流れを汲む力士たちの結束力は大きな武器となっています。最新の公式サイト情報や本場所での活躍に基づき、音羽山部屋の「今」を支えるメンバーを整理しました。応援する力士を見つけるための参考にしてください。
師匠:音羽山親方(第71代横綱・鶴竜)
部屋の師匠を務めるのは、モンゴル出身の第71代横綱・鶴竜こと音羽山親方です。現役時代は、卓越した技術と冷静な取り口で6度の幕内最高優勝を果たし、多くのファンを魅了しました。引退後は陸奥部屋付きの親方として後進の指導にあたり、2023年12月に独立して自身の部屋を設立しました。
親方は「考える相撲」を重視し、力任せではない技術の習得を弟子たちに徹底して指導しています。また、現役時代に苦労した経験から、怪我の予防や体調管理にも細心の注意を払っているのが特徴です。温厚な人柄で知られますが、土俵上での厳しさと情熱は現役時代と変わらず、弟子たちからの信頼も厚い師匠です。
部屋頭:霧島(元大関・現関脇)
音羽山部屋の看板力士であり、部屋頭を務めるのが元大関の霧島(きりしま)です。モンゴル出身の彼は、陸奥部屋時代に大関昇進を果たし、幕内最高優勝も経験している実力者です。2024年4月の陸奥部屋閉鎖に伴い、師匠であった元大関霧島(現・陸奥親方)と共に音羽山部屋へ移籍しました。
移籍後も幕内上位で活躍を続け、再び大関、そして横綱を目指して土俵に上がり続けています。四つ相撲と突き押しの両方をこなす器用さを持ち、粘り強い取り口が持ち味です。音羽山親方とは現役時代から兄弟弟子のような関係であり、師弟としての新たなタッグに相撲界全体の期待が集まっています。
ベテラン力士:鋼と鶴峰
部屋を支える精神的支柱として欠かせないのが、幕下や三段目で長く活躍するベテラン力士たちです。特に鋼(はがね)は、旧井筒部屋時代から元横綱鶴竜の付け人を務めるなど、師匠と苦楽を共にしてきた最古参の一人です。若手力士への指導や生活面でのサポート役としても、部屋にとって非常に重要な存在となっています。
鶴峰(かくれい)もまた、旧井筒部屋の系譜を継ぐ力士であり、真面目な稽古態度で知られています。彼らは自分自身の番付向上を目指すだけでなく、部屋全体の雰囲気を引き締める役割も担っています。師匠の意図を汲み取り、新しく入門した弟子たちに相撲道の厳しさと礼儀を教える、頼れる兄弟子たちです。
期待の若手力士たち
音羽山部屋には、これからの成長が楽しみな若手力士たちも数多く在籍しています。公式サイトによると、白竜、讃岐竜、光星竜、象竜、鶴翔、鶴英山、竜鳳といった力士たちが名を連ねています。彼らの多くは地方場所や巡業でのスカウト、あるいは師匠との縁を通じて入門し、関取を目指して汗を流しています。
若手力士たちは、師匠の現役時代の四股名から「竜」や「鶴」の一文字を受け継ぐことが多く、師弟の絆の深さがうかがえます。まだ番付は下位ですが、元横綱による直接指導を受けられる環境は、彼らにとってこれ以上ない成長の場です。近い将来、この中から関取へと昇進し、土俵を沸かせる力士が現れることでしょう。
裏方を支える専門家たち
相撲部屋の運営には、力士だけでなく、行司、呼出、床山といった専門職の存在が不可欠です。音羽山部屋には、特等床山の床鶴や一等床山の床大、幕下呼出の慎、行司の式守友三郎らが所属しています。彼らは長年の経験を持つプロフェッショナルであり、本場所や巡業での業務を遂行しています。
また、若者頭の福ノ里や世話人の勇輝といった、相撲協会の業務を支えるスタッフも在籍しています。彼らは元力士としての経験を活かし、現役力士のサポートや部屋の運営補助、さらには相撲教習所での指導などを行っています。こうした裏方たちの支えがあってこそ、力士たちは相撲に集中できる環境が整うのです。
音羽山部屋の所在地とアクセス情報

音羽山部屋は、相撲の聖地である両国国技館からもほど近い、東京都墨田区向島に拠点を構えています。この場所は、かつて師匠の師匠である先代井筒親方(元関脇逆鉾)が率いた旧井筒部屋があった場所です。ここでは、部屋の正確な住所やアクセス方法、そして周辺環境について詳しく解説します。
ファンにとっては、かつての名門部屋が復活したという意味でも、非常に感慨深い場所と言えるでしょう。建物自体も相撲部屋としての機能を完備しており、歴史と伝統を感じさせる佇まいが特徴です。訪問を検討している方や、聖地巡礼を考えている方のために、具体的な行き方を整理しました。
住所と地図上の位置関係
音羽山部屋の所在地は、〒131-0033 東京都墨田区向島2丁目17番11号です。隅田川の東岸に位置し、東京スカイツリーが間近に見える下町情緒あふれるエリアにあります。この地域は古くから花街としても知られ、現在も料亭や和菓子店などが点在する、風情ある街並みが残っています。
地図上で確認すると、隅田公園や牛嶋神社といった観光スポットとも近く、散策にも適した立地であることがわかります。旧井筒部屋の建物をそのまま継承しているため、古くからの相撲ファンには馴染み深い場所かもしれません。建物には「音羽山部屋」の看板が掲げられ、新たな歴史の始まりを告げています。
最寄り駅からのアクセスルート
公共交通機関を利用して部屋へ向かう場合、最も便利なのは都営浅草線の「本所吾妻橋駅」です。駅のA3出口から地上に出て、徒歩で約12分ほどの距離にあります。三ツ目通りを北上し、言問通りを越えて住宅街に入っていくルートが一般的で、平坦な道のりなので歩きやすいでしょう。
また、東京メトロ半蔵門線や京成押上線の「押上駅(スカイツリー前)」からもアクセス可能です。こちらからは徒歩約15分程度となりますが、スカイツリータウンでの買い物を兼ねて訪れるには便利です。どちらの駅を利用しても、下町の落ち着いた雰囲気を感じながら、相撲部屋のある風景を楽しむことができます。
周辺環境とランドマーク
音羽山部屋の周辺は、静かな住宅街でありながら、観光名所にも恵まれた魅力的なエリアです。すぐ近くには、春には桜の名所として知られる隅田公園があり、稽古の合間に力士たちがランニングをする姿が見られることもあります。また、言問団子や長命寺桜もちといった、江戸時代から続く老舗の和菓子店も徒歩圏内です。
さらに、部屋から少し歩けば、東京スカイツリーの足元に広がる「東京ソラマチ」にも容易にアクセスできます。新旧の東京が融合したこのエリアは、相撲部屋巡りと観光をセットで楽しむのに最適です。部屋の前を通る際は、近隣住民への配慮を忘れずに、静かに見守る姿勢で散策を楽しみましょう。
音羽山部屋の稽古見学とファン対応
相撲ファンにとって、力士たちの激しい稽古を間近で見学することは大きな夢の一つです。しかし、多くの相撲部屋では稽古見学に関して厳格なルールを設けており、音羽山部屋も例外ではありません。ここでは、一般の見学が可能かどうかや、ファンクラブ情報の現状について解説します。
特に、創設から日が浅い音羽山部屋では、運営体制やルールが状況に応じて変更される可能性があります。最新の情報を踏まえつつ、ファンとしてどのように部屋や力士を応援すればよいのか、適切な方法を知っておくことが大切です。トラブルを避け、気持ちよく応援するためのポイントをまとめました。
一般見学の可否と最新ルール
2026年現在、音羽山部屋では原則として、一般の飛び込み見学は受け付けていない可能性が高いです。多くの相撲部屋と同様に、稽古中の集中力を保つため、またセキュリティの観点から、関係者や後援会員以外には非公開とするのが通例だからです。公式サイトやSNSでの公式発表がない限り、直接訪問しての見学は控えましょう。
ただし、本場所終了後の一定期間や、地域イベントに合わせて特別に公開されるケースもゼロではありません。見学を希望する場合は、必ず事前に公式サイトの「お知らせ」を確認するか、しかるべき窓口に問い合わせる必要があります。無断での立ち入りや、窓からの覗き込みなどは厳禁ですので、ルールを遵守することが不可欠です。
後援会入会と会員特典
稽古見学をするための最も確実な方法は、音羽山部屋の公式後援会に入会することです。後援会では、部屋の運営を支援する会員に対して、稽古見学の優先案内や、千秋楽パーティーへの参加権などの特典を用意していることが一般的です。公式サイトには「後援会入会のご案内」というページがあり、個人会員や法人会員の募集が行われています。
会員になることで、一般には公開されていない部屋の内部情報や、力士たちの素顔を知ることができる会報などが届く場合もあります。何より、会費を通じて直接的に部屋の運営や力士の食費などをサポートできるため、ファンとしての満足感も高いでしょう。本気で音羽山部屋を応援したい方は、入会を検討してみる価値があります。
地域交流とイベント活動
音羽山部屋は、地域社会とのつながりを大切にする活動も積極的に行っています。墨田区の地域イベントや、節分の豆まき行事などに親方や力士が参加し、地元住民と交流する姿が見られます。こうしたオープンなイベントは、ファンが力士と間近で触れ合える貴重な機会となっています。
また、夏休み期間などには、子供向けの相撲体験教室などが開催される可能性もあります。これらの情報は、墨田区の観光協会サイトや部屋の公式SNSで告知されることが多いです。稽古場での見学が難しい場合でも、こうした外部イベントに参加することで、力士たちに直接声援を送ることができます。
元横綱鶴竜が目指す部屋づくり

音羽山親方は、現役時代から知性派として知られ、その指導哲学にも独自のビジョンを持っています。旧来の相撲部屋の良さを残しつつ、現代のスポーツ科学や合理的なトレーニングを取り入れた部屋づくりが進められています。ここでは、親方がどのような方針で弟子を育成しているのかを深掘りします。
師匠の人柄や教育方針を知ることは、その部屋の力士たちの相撲スタイルを理解する上で非常に重要です。厳しい勝負の世界において、どのような心構えで土俵に向かわせているのか。そして、それを支えるおかみさんや周囲のサポート体制についても触れていきます。
独立までの経緯と歴史
音羽山部屋の設立は、2019年の井筒部屋閉鎖と、その後の陸奥部屋への転籍という複雑な経緯を経て実現しました。師匠である元鶴竜は、恩師である先代井筒親方の急逝により移籍を余儀なくされましたが、その意志を継ぐ形で2023年末に独立を果たしました。これは単なる新設ではなく、事実上の「井筒部屋の再興」とも言える出来事です。
旧井筒部屋の建物をそのまま使用していることからも、先代への深い敬意と伝統継承への強い意志が感じられます。部屋には先代ゆかりの品々も残されており、歴史の重みを感じながら日々稽古が行われています。このドラマチックな背景こそが、音羽山部屋を他の部屋とは一線を画す特別な存在にしているのです。
師匠の指導哲学と相撲観
音羽山親方の指導は、「なぜその動きが必要なのか」を言語化して説明するスタイルが特徴です。感覚だけに頼らず、論理的に相撲の技術を教えることで、弟子たちが自ら考えて成長できるよう促しています。また、無理な増量や怪我のリスクが高い稽古を避け、長く現役を続けられる体作りを推奨しています。
一方で、礼儀作法や生活態度については厳しく指導し、相撲取りである前に一人の社会人としての成長を求めています。「心技体」のバランスが取れた力士を育てることこそが、最強の力士を作る近道であるという信念を持っています。この合理的かつ人間味あふれる指導が、霧島関をはじめとする弟子たちの活躍を支えています。
おかみさんの役割とサポート
相撲部屋の運営において、師匠と共に重要な役割を果たすのが「おかみさん」です。音羽山親方の奥様もまた、部屋の母親代わりとして、若い力士たちの生活面やメンタル面を支えています。食事の管理から健康状態のチェック、時には悩み相談まで、その業務は多岐にわたり、部屋の雰囲気を明るく保つキーパーソンです。
特に、親方が指導で厳しく接した後には、おかみさんが優しくフォローするなど、夫婦での役割分担が機能しています。まだ新しい部屋であるため、手探りの部分もあるかもしれませんが、家庭的な温かさを提供することで、力士たちが安心して相撲に打ち込める環境を作り出しています。おかみさんの存在は、部屋の強さの秘密の一つと言えるでしょう。
相撲部屋見学のマナーと注意点
運良く稽古見学の機会に恵まれた場合や、部屋の前を通る際には、守るべき最低限のマナーがあります。相撲部屋は観光施設ではなく、力士たちが真剣勝負で己を磨く「道場」であり「生活の場」です。ここでは、訪問者が絶対に知っておくべきエチケットや禁止事項について解説します。
マナー違反は、部屋や力士に迷惑をかけるだけでなく、今後の見学が一切禁止になるなどの重大な結果を招きかねません。すべてのファンが気持ちよく応援できるよう、節度ある行動を心がけることが大切です。具体的な服装や振る舞いについて、事前にしっかりと予習しておきましょう。
見学時の服装と持ち物
稽古見学の際は、華美でない清潔感のある服装で参加するのが基本です。畳の上や板の間に座って見学することが多いため、露出の多い服装や、座りにくいスカートなどは避けた方が無難です。また、帽子やサングラスは室内では必ず外し、靴下を着用することもマナーの一つとされています。
持ち物については、音の出る電子機器や大きな荷物は持ち込まないようにしましょう。携帯電話は必ずマナーモードに設定し、バイブレーション音も響かないよう電源を切るのが理想です。貴重品は自己管理し、稽古の妨げになるような不要な物は、駅のロッカーなどに預けてから向かうのがスマートです。
撮影ルールとSNS投稿の可否
写真や動画の撮影については、部屋ごとのルールに絶対に従う必要があります。一般的に、稽古中のフラッシュ撮影やシャッター音が出る撮影は厳禁です。集中している力士の気が散り、大怪我につながる恐れがあるからです。許可された場合でも、静止画のみ可、動画は不可といった制限があることが多いです。
また、撮影した写真をSNSやブログに投稿する際も注意が必要です。プライバシーに関わる場面や、ちゃんこ場の様子など、公開が禁止されているエリアや内容が含まれていないか確認しましょう。「#音羽山部屋」などのタグを付けて応援するのは良いことですが、部屋や力士の名誉を傷つけるような投稿は絶対に避けてください。
私語厳禁など稽古中のマナー
稽古見学において最も重要なルールは、「私語厳禁」です。稽古場は神聖な場所であり、力士たちの体がぶつかり合う音や荒い息遣いだけが響く空間であるべきです。小声であっても会話は響きやすく、親方の指導の声がかき消されてしまうこともあるため、挨拶以外は一切口を開かない覚悟で臨みましょう。
また、飲食や喫煙はもちろん禁止ですし、足を投げ出して座ったり、壁にもたれかかったりするのも行儀が悪いと見なされます。正座かあぐらで姿勢を正し、真剣に稽古を見つめることが、力士たちへの敬意を示すことになります。見学させていただいているという感謝の気持ちを忘れず、静寂の中で迫力を体感してください。
まとめ
音羽山部屋は、元横綱鶴竜が旧井筒部屋の伝統と施設を受け継ぎ、新たな歴史をスタートさせた注目の相撲部屋です。関脇霧島を中心とした強力な布陣と、理論的な指導方針により、今後さらなる飛躍が期待されています。所在地である墨田区向島はアクセスも良く、ファンにとっては訪れやすい聖地と言えるでしょう。
一般の見学は制限されていますが、後援会への入会や地域イベントへの参加を通じて、部屋を応援する方法はいくつもあります。マナーを守って力士たちを支えることが、彼らの力となり、ひいては相撲界全体の盛り上がりにつながります。ぜひ本記事を参考に、音羽山部屋の動向に注目してみてください。
次のステップとして、まずは日本相撲協会の公式サイトや部屋の公式SNSをフォローし、最新の場所ごとの番付や取組結果をチェックしてみましょう。そして機会があれば、両国国技館や地方場所へ足を運び、音羽山部屋の力士たちが土俵で戦う姿を直接応援してみてはいかがでしょうか。



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